外壁・屋根・雨漏り・防水の専門店 ソトマモリ

雨漏り・防水

簡単30秒 無料お見積り依頼 お問い合わせ

屋根カバー工法既存屋根を残して、防水層と屋根材を新しくする工事

既存屋根を残して防水層と屋根材を新しくする屋根カバー工法のイメージ

屋根カバー工法は、新しい屋根材を重ねるだけの工事ではありません。既存屋根を残せる状態かを確認し、新しい防水層と屋根材、棟・谷・軒先・壁際の納まりまで整える工事です。

屋根の傷み方によっては、塗装・補修・カバー工法・葺き替えのどれを選ぶかが変わります。ここでは、屋根カバー工法の仕組み、判断のポイント、施工工程、見積書で確認したい内容を順番にご紹介します。

屋根カバー工法は「今の屋根を残してよいか」から判断します

屋根カバー工法を選ぶ前に、まず既存屋根の製品・製造時期・塗装歴・割れ・反り・腐食・下地・雨漏りの有無を確認します。屋根材の表面だけでなく、雨水を防ぐ層や下地の状態まで見て、残してよい範囲を判断します。

塗膜の劣化が中心で補修後に塗装できる屋根もあれば、新しい防水層と屋根材で覆う方法を比較する屋根もあります。雨漏りの原因が特定できていない場合は、先に原因調査を行うことが大切です。割れがあるからカバー、雨漏りがあるから葺き替え、と一つの症状だけで決めるものではありません。

確認すること屋根塗装屋根カバー工法屋根葺き替え
主な対象塗膜の保護性能を更新したい屋根既存屋根を残せる状態で、防水層と屋根材を更新したい屋根既存屋根や下地まで撤去・更新を検討する屋根
屋根材・製品屋根材と既存塗膜の状態を確認する材種名だけでなく、製品・製造時期・過去の補修歴を確認する既存屋根を撤去して、屋根材と下地を更新する方法を比較する
傷み・雨水の影響塗装前に補修できる範囲を確認する割れ・反り・層間剥離・腐食、雨水の通り道を確認する雨漏りの原因や下地の傷みを含めて確認する
下地・固定施工できる下地かを確認する新しい屋根材を固定する下地の状態、たわみや腐食を確認する撤去後に野地板などを確認し、必要な更新を検討する
形状・設備勾配・屋根形状・既設設備を確認する勾配、谷・壁際、太陽光・天窓、将来の点検方法を確認する既設設備の脱着や、屋根全体の更新範囲を確認する
工事の考え方必要な補修後に塗装する既存屋根の上に新しい防水層と屋根材を施工する既存屋根を撤去し、必要な部分を更新する

屋根カバー工法は防水層と屋根材を新しくする工事です

新しい屋根材の下に、新しいルーフィングを施工します

屋根カバー工法では、既存屋根の上に新しいルーフィング(防水層)を施工し、その上に新しい屋根材を納めます。仕上がると見えなくなるため、材料名・施工範囲・役物の納まりを見積書と施工写真で確認できることが重要です。

新しい屋根材とルーフィング、既存屋根の層構造を示す図

新しいルーフィングは、屋根材の下で雨水を受ける二次防水です

屋根材だけで雨水を完全に止めるのではなく、屋根材の下に施工するルーフィングが雨水の侵入を抑える役割を担います。完成後には見えない部分だからこそ、製品名だけでなく、重なり・固定方法・軒先・谷・壁際・貫通部まわりの納まりを施工仕様と施工写真で確認します。

見積書には新しいルーフィングと役物の範囲が必要です

「屋根材一式」だけでは、どの防水層をどの範囲まで施工するのか分かりません。ルーフィングの製品名、軒先・谷・壁際などの施工範囲、既存屋根の補修内容と、メーカーの施工仕様に沿った納まりを確認しましょう。

既存屋根と屋根カバー工法後の屋根を比較する図

屋根カバー工法が向いている屋根・おすすめしない屋根

屋根カバー工法は、既存屋根を残せることが前提です。同じ屋根材でも製品・築年数・施工履歴・劣化の進み方で判断が変わるため、屋根材名だけで決めません。

  • 比較しやすい状態既存屋根を残せること、固定に必要な下地を確認できること、新しい防水層と屋根材を連続して施工できることを確認したうえで比較します。
  • 補修を含めて判断する状態割れ・欠け・浮き・金属部の腐食などがあっても、補修範囲と下地への影響を確認してから、補修とカバーを組み合わせられるかを判断します。
  • カバー以外も比較する状態屋根材自体の傷みが大きい、下地のたわみ・腐食が疑われる、雨漏り原因を先に特定すべき場合は、葺き替えや原因調査を優先して比較します。
  • 設備がある屋根太陽光発電や天窓がある場合は、脱着・架台や配線・防水の納まり・再設置の可否・将来の点検までを施工前に確認します。
  • 屋根カバー工法を検討する既存スレート屋根の状態

    既存屋根の状態

    製品・製造時期・塗装歴を、屋根材名だけでなく確認します。

  • 割れや欠けがある屋根材の状態

    割れ・欠け・浮き

    補修で対応できる範囲か、屋根材自体の傷みかを分けて確認します。

  • 棟板金など屋根の金属部を確認する様子

    金属部の固定・腐食

    釘・ビス・継ぎ目・錆を確認し、固定補修や交換の範囲を検討します。

  • 屋根カバー工法の可否を判断する下地の確認

    下地・雨水の影響

    雨漏り、たわみ、固定の効き方を確認し、カバー以外の工法も比較します。

カバー工法を比較する前に確認したい状態を詳しく見る

製品・製造時期・施工履歴を確認する理由

化粧スレートなどは、同じ材種名でも製品や劣化特性が異なります。過去の塗装・補修・カバーの履歴を確認し、屋根材の端部、割れ、反り、層間剥離などを見たうえで工法を比較します。

「スレートだから塗装」「年数が経ったからカバー」とは決めず、製品が分かる資料、現地の状態、これまでの補修履歴を見積りの説明と照らし合わせます。

雨漏り・下地・固定の状態を先に調べる

雨漏りが疑われる場合は、表面を覆う工事だけで解決するとは限りません。侵入経路、野地板の傷み、たわみ、固定に必要な下地の状態を確認し、必要な補修や工法を判断します。

部分補修で対応できる状態か、下地の補修や増し張りを比較する状態か、既存屋根を撤去して確認する必要がある状態かを、調査写真と見積項目で説明してもらいましょう。

勾配・屋根形状・設備が判断に関わる

勾配、谷・壁際の数、屋根面の形状、太陽光発電や天窓の有無によって、材料の選定、役物の納まり、施工手順、将来の点検方法が変わります。

太陽光の架台・配線、天窓まわりの防水、再設置や将来の交換まで確認し、カバー工法が適さない場合には葺き替えや部分修理も比較します。

屋根塗装・カバー工法・葺き替えの違い

工法ごとの違いは、既存屋根を残すか、どの層を新しくするか、下地をどこまで確認するかにあります。価格だけで決めず、ご自宅の屋根の状態に合う工事を選びましょう。

比較項目屋根塗装屋根カバー工法屋根葺き替え
主な目的既存塗膜の保護性能を更新する防水層と新しい屋根材を重ねる既存屋根を撤去し必要な部分を更新する
既存屋根残す残す撤去する
既存の防水層既存の状態を確認する既存の上に新しい防水層を施工する既存屋根の撤去後に状態を確認する
新しい防水層必要な補修の考え方を確認する新しく施工する新しく施工する
新しい屋根材施工しない新しく施工する新しく施工する
下地確認劣化状態を確認する施工前に確認できる範囲で、固定・たわみ・補修の必要性を確認する撤去後も含めて確認できる
撤去・処分通常は既存屋根を撤去しない通常は既存屋根を撤去しない既存屋根の撤去・処分範囲を確認する
重量大きくは増えない新しい屋根材分の重量を考慮する新しい屋根材へ更新する
工期・費用の傾向状態と施工仕様で変わる面積・役物・下地補修・設備で変わる撤去・下地更新・処分の範囲で変わる
次の改修既存屋根材と塗膜の状態を見て検討する将来の再改修方法を、屋根材・下地・設備条件とともに確認する新しい屋根材・下地の状態を見て検討する
向いている状態塗装で保護性能を更新できる状態既存屋根を残して防水層と屋根材を更新できる状態撤去・下地更新まで比較する必要がある状態
屋根塗装、カバー工法、葺き替えで更新する層の違いを示す図

屋根カバー工法のメリット・デメリット

既存屋根を残して施工するメリット

既存屋根を残したまま、新しいルーフィングと屋根材を施工するため、撤去を伴う工事と比べて工事範囲を調整できる場合があります。屋根材を撤去しないことで、撤去・処分の範囲が異なることもあります。ただし、既存屋根を残せる状態であること、下地への固定や役物の納まりが成立することが前提です。

屋根の状態によっては選べないデメリット

既存屋根や下地の状態、雨漏りの原因、屋根形状、設備の有無によってはカバー工法が適さないことがあります。また、屋根に新しい層が加わるため、使用する屋根材や建物への影響を確認する必要があります。大きな下地の傷み、固定が難しい状態、雨漏り原因の特定が先になる状態、既に重ね葺きされている状態などは、葺き替えや部分修理を比較します。

アスベストが含まれる可能性がある屋根は、工事範囲と法令対応を確認します

既存屋根にアスベストが含まれる可能性がある場合でも、調査や工事の範囲に応じた確認が必要です。既存屋根を撤去しないことで撤去材が減る場合はありますが、事前調査、切断・貫通部の対応、発生する材料の扱いまで不要になるわけではありません。現場条件と関係法令に沿って扱いを判断します。

屋根カバー工法のメリットと注意点を示す図
メリットと注意点を、工事条件とあわせて詳しく見る

既存屋根を残すことが工事範囲へ与える影響

カバー工法では既存屋根を撤去しないため、撤去・処分の範囲が異なる場合があります。一方で、既存屋根を残せる状態であること、新しい防水層と屋根材を連続して施工できること、必要な下地へ固定できることが前提です。

既存屋根に残る傷みや雨水の影響までなくなるわけではないため、調査写真で残す範囲と補修する範囲を確認します。

重量と将来の改修を比較する

カバー工法では新しい屋根材分の重量が加わります。既存屋根の状態、建物への影響、採用する屋根材の重量を確認し、カバー工法が適するかを比較します。

将来の屋根修理、太陽光などの設備工事、次の改修でどの工法を比較するかも、施工前に確認しておくと判断しやすくなります。

アスベストの可能性がある場合は調査と工事範囲を分けて確認する

既存屋根を撤去しないことと、石綿に関する確認が不要になることは同じではありません。工事前には、改修対象となる材料について必要な事前調査を行い、調査結果と工事範囲に応じた対応を確認します。

切断・貫通などの作業、既存部材の取り外し、発生する材料の扱いは現場条件で異なります。調査・見積り・施工の各段階で、必要な対応を説明してもらいましょう。

ソトマモリの屋根診断で確認すること

屋根診断では、屋根材の表面だけでなく、割れ・反り・腐食・棟板金の固定・谷や壁際の納まり・雨水の影響・設備まわりを確認します。調査写真をもとに、塗装・補修・カバー・葺き替えのどれを比較すべきかをご説明します。

確認した状態から、必要な補修の範囲、カバー工法が成立する条件、葺き替えも含めて比較する条件を整理し、工事範囲を分けた見積りへつなげます。屋根の状態と見積項目がつながっているかを、写真と一緒に確認できることが大切です。

  • 屋根材と既存塗膜の状態を調査する様子

    屋根材と既存塗膜

  • 棟板金と固定部を調査する様子

    棟板金・固定部

  • 谷や壁際の雨水が集まる箇所を調査する様子

    谷・壁際・雨水の通り道

  • 太陽光発電や天窓まわりを調査する様子

    太陽光・天窓などの設備

野地板とルーフィングは完成後に見えなくなる重要部分です

新しい屋根材の下にある野地板とルーフィングは、完成後に見えなくなる部分です。既存屋根を残して施工する場合でも、施工前に確認できる範囲で下地の状態を見て、必要な補修や施工方法を判断します。

屋根カバー工法の前に野地板の状態を確認する様子

野地板の状態を確認する

野地板は新しい屋根材や防水層を固定する下地です。傷みや水の影響が疑われる場合は、たわみ、腐食、固定の効き方を確認し、施工できる範囲と補修の必要性を判断します。

部分補修で対応できるか、傷みの範囲に応じて増し張りを比較するか、既存屋根を撤去して確認する葺き替えを比較するかは、現地調査と施工範囲の説明で確認します。

既存屋根の上に新しいルーフィングを施工する様子

ルーフィングは新しい防水層です

ルーフィングは、屋根材の下で雨水の侵入を抑える重要な層です。屋根材だけでなく、ルーフィングの製品名、屋根形状に応じた固定や重なり、施工範囲を見積書で確認しましょう。

軒先・谷・壁際・棟・貫通部の納まりは、平場と同じではありません。各部の施工方法は採用する屋根材・防水材のメーカー施工仕様に沿って確認します。

野地板とルーフィングで確認したいポイントを詳しく見る

下地の状態と補修範囲

屋根の状態により、補修が必要な箇所や工事方法は変わります。野地板の水濡れ、腐食、たわみ、固定に必要な状態を確認し、写真と見積りを照らし合わせて、どこをどのように確認したのかを把握します。

施工前に見える範囲だけで判断せず、施工中に確認が必要になった場合の連絡方法、補修を比較する条件、増し張りや葺き替えへ切り替える条件も、契約前に確認しておくと安心です。

ルーフィングの施工範囲と納まり

ルーフィングは平らな面だけではなく、軒先・谷・壁際・棟・貫通部などの取り合いまで連続して施工することが重要です。重なりや固定の考え方は、採用する材料のメーカー施工仕様に沿って確認します。

屋根材を施工した後は見えなくなるため、平場と取り合い部の施工写真を残し、見積書に記載された製品名・施工範囲と照らし合わせましょう。

屋根の取り合い部でルーフィングを施工する様子

棟・谷・軒先・ケラバ・壁際まで施工して一つの屋根になります

屋根カバー工法では、平らな屋根面だけでなく、雨水が集まる谷、屋根の端部、外壁との取り合い、棟の納まりまで確認します。細部の施工範囲が見積書に分かれているかを確認しましょう。

  • 棟の下地と板金を施工する様子

    棟

  • 雨水が集まる谷部を施工する様子

    谷

  • 軒先部の防水と仕上げを施工する様子

    軒先

  • 屋根端部のケラバを施工する様子

    ケラバ

  • 外壁と屋根の取り合いを施工する様子

    壁際

  • 棟屋根面が交わる頂部です。下地、固定部、板金の継ぎ目を確認し、浮き・釘・ビス・錆がある場合は固定補修や交換の範囲を見積書で確認します。
  • 谷屋根の雨水が集まる部分です。谷部の防水層と板金の納まり、周囲の屋根材との取り合いを確認し、施工写真で雨水の流れを妨げないかを確認します。
  • 軒先雨水が屋根から流れ出る端部です。防水層の始まり、役物、屋根材の納まりを確認し、見積書で軒先部材の範囲を確認します。
  • ケラバ雨水や風の影響を受ける妻側の端部です。端部役物と固定方法を確認し、屋根形状に応じた部材・施工範囲を見積書で確認します。
  • 壁際外壁と屋根が接する部分です。既存の取り合い、雨水の流れ、新しい防水層と板金の納まりを確認し、施工範囲を平場と分けて確認します。

太陽光発電・天窓などの設備がある屋根

太陽光発電や天窓がある場合は、設備の条件、脱着の要否、防水の納まり、将来の点検方法を確認してから工事範囲を決めます。

  • 太陽光発電がある屋根の納まりを確認する様子

    太陽光発電

    架台・配線・脱着・再設置の可否と、屋根の防水をどのように納めるかを確認します。

  • 天窓がある屋根の防水を確認する様子

    天窓

    残す・交換する・撤去する選択肢と、防水・部材寿命・将来の点検を確認します。

太陽光発電・天窓がある屋根で確認したいことを詳しく見る

太陽光発電は架台・配線・防水・再設置まで確認する

太陽光発電がある屋根では、パネルの脱着が必要か、架台をどこへ固定するか、配線をどう扱うか、屋根の防水をどのように納めるかを確認します。

再設置の可否、既存設備の保証条件、将来の点検・交換を含めて施工範囲を整理し、屋根工事と設備工事の担当範囲が分かる見積りを確認します。

天窓は残す・交換する・撤去する選択肢を比較する

天窓まわりは雨水の取り合いとなるため、既存ユニットの状態、防水・板金の納まり、部材の寿命を確認します。屋根工事だけでなく、将来の点検や交換のしやすさも判断材料です。

天窓を残す、屋根工事とあわせて交換する、撤去を比較するかは、屋根と天窓の状態を現地で確認してから決めます。

新しく被せる屋根材の選び方

新しく被せる屋根材は、屋根の形状・勾配・既存屋根の状態・重量・役物の納まり・メーカー施工仕様を踏まえて選びます。金属屋根材であっても、すべての屋根に同じ材料が適するわけではありません。

  • 屋根カバー工法で使う金属屋根材の表面と形状

    屋根材の形状

    勾配、重量、既存屋根との適合を確認し、施工可能な材料を比較します。

  • 屋根カバー工法で使う屋根材の色を比較する様子

    色と見え方

    色だけでなく、環境条件、表面仕上げ、将来の点検・手入れの考え方を確認します。

  • 屋根材と役物の納まりを示す様子

    役物との納まり

    棟・谷・軒先・壁際の役物、穴あけ・防水、施工保証の条件を確認します。

耐久年数だけでなく、既存屋根との適合、必要な役物、雨仕舞い、点検性、メーカー施工仕様を確認したうえで比較することが大切です。勾配、重量、断熱材一体型かどうか、海沿い・積雪・強風などの環境、太陽光などで穴をあける予定、保証の対象と条件までを比較材料にします。

屋根カバー工法の施工工程

施工工程は屋根の状態や設備の有無で前後することがあります。各工程で何を確認するのかを把握し、完了後に見えなくなる部分も施工写真で確認しましょう。

STEP 01|近隣挨拶・足場設置

屋根カバー工法で足場と安全設備を準備する様子

工事前に近隣へのご案内を行い、安全に作業できる足場を設置します。建物の高さ、屋根形状、搬入経路に合わせて、作業範囲と安全対策を整えます。

足場の範囲、屋根足場が必要になる条件、搬入時の注意点は、見積書と事前説明で確認します。

STEP 02|最終現地確認

屋根カバー工法の事前確認を行う様子

屋根の状態、設備、施工範囲を改めて確認し、工事の進め方を共有します。調査時の写真と施工前の状態を照らし合わせ、既存屋根を残す範囲を確認します。

太陽光・天窓・雪止めなどの設備、施工中に確認が必要になった場合の連絡方法も、この段階で整理します。

STEP 03|棟板金・雪止めなどの撤去

既存棟板金と役物を撤去する様子

新しい屋根材を施工するために、既存の棟板金や必要な部材を取り外します。棟の下地、釘・ビス、錆、既存部材の状態を確認し、再施工や交換が必要な範囲を判断します。

撤去する部材、残す部材、再施工する部材を分けて、施工写真と見積書の項目が一致しているかを確認します。

STEP 04|既存屋根・下地の補修

既存屋根と下地を補修する様子

施工前に既存屋根の補修が必要な箇所を確認し、割れ・浮き・腐食・たわみ・固定の状態に応じて必要な処置を行います。

屋根材の表面だけでなく、新しい屋根材を固定する下地や、雨水の影響が疑われる箇所を見て、部分補修・増し張り・葺き替えの比較が必要かを判断します。

STEP 05|新しいルーフィングの施工

既存屋根の上にルーフィングを施工する様子

既存屋根の上に新しいルーフィングを施工し、防水層をつくります。屋根材の下で雨水の侵入を抑える重要な工程であり、採用する材料の施工仕様に沿って施工します。

平場だけでなく、軒先・谷・壁際・棟・貫通部の重なりや納まりまで確認し、完成後に見えなくなるため施工写真を残します。

ルーフィング施工で確認したいポイントを詳しく見る

平場だけでなく取り合い部まで連続して施工する

ルーフィングは屋根面だけでなく、軒先・谷・壁際・棟・貫通部などの納まりに関わる部分まで連続して施工します。平場の施工だけでなく、雨水が集まる・流れる部分の施工方法を確認します。

重なりや固定の考え方は、採用する防水材と屋根材のメーカー施工仕様に沿って決まります。屋根材を施工した後は見えなくなるため、施工中の写真を確認できると安心です。

製品名・施工範囲・写真を見積書と照らし合わせる

見積書には、ルーフィングの製品名と施工範囲、必要な補修や役物の項目を記載してもらいます。施工写真では、平場だけでなく軒先・谷・壁際などの取り合い部を確認します。

施工中に補修が必要と分かった場合は、どの状態で追加工事を比較するのか、施工前にどのように説明・確認するのかを契約前に確認しましょう。

防水層は完成後に見えないため施工中の確認が重要

完成した屋根ではルーフィングや下地の状態を直接確認できません。施工前・施工中・完了後の写真を同じ箇所で残し、屋根材・防水層・役物の関係を説明してもらうと、将来の点検や修理の相談にも役立ちます。

STEP 06|軒先・ケラバ・谷の納まり

軒先とケラバの役物を施工する様子

端部や谷など、雨水の流れに関わる部分を施工します。平場の屋根材だけでなく、軒先・ケラバ・谷の役物と防水層が連続して納まることが重要です。

屋根形状によって部材や施工範囲が変わるため、役物の項目が見積書で分かれているか、施工写真で確認できるかを確認します。

STEP 07|新しい屋根材の施工

新しい屋根材を施工する様子

新しい屋根材を、採用した材料の施工仕様に沿って葺き上げます。屋根面の形状、勾配、役物との取り合いに合わせて、屋根材と固定部を施工します。

製品名、施工範囲、太陽光などの設備まわりの納まりを、見積書と施工写真で確認します。

STEP 08|谷・壁際の取り合い施工

谷や壁際の取り合いを施工する様子

谷や壁際など、雨水が集まる・流れる部分の納まりを仕上げます。屋根材を施工した後に見えにくくなるため、防水層と板金の取り合いを施工中に確認することが大切です。

谷・壁際の施工範囲が「屋根材一式」に含まれていないかを見積書で確認し、必要な役物や補修が分かれているかを見ます。

STEP 09|棟下地・棟板金・換気部材の施工

棟下地と棟板金を施工する様子

棟の下地や板金を施工し、必要に応じて換気部材を納めます。固定方法、板金の継ぎ目、換気部材の有無は、屋根の状態と採用材料に合わせて確認します。

棟は風雨の影響を受ける部分です。施工後に確認しにくい下地・固定部は、施工写真を残してもらうと工事内容を把握しやすくなります。

STEP 10|完了検査・清掃・お引き渡し

屋根カバー工法の完了検査と清掃を行う様子

仕上がり、役物、清掃状態を確認し、施工内容を共有してお引き渡しします。屋根面だけでなく、棟・谷・軒先・ケラバ・壁際、設備まわりの施工範囲を確認します。

施工前後と途中の写真、保証・アフターフォローの対象と条件、施工後に相談する窓口を確認しておくと安心です。

屋根カバー工法にかかる費用

屋根カバー工法の費用は、屋根面積だけでは決まりません。屋根形状・勾配・既存屋根の状態・下地補修・新しいルーフィング・屋根材・棟や谷などの役物・設備・足場の有無によって変わります。

ソトマモリの屋根カバー工法 参考価格

30坪前後の一般的な戸建て

100〜150万円程度

ソトマモリ参考価格(暫定)です。建物形状、屋根面積、勾配、下地補修、役物、設備、足場などで変わります。各項目の参考価格を単純合計した金額ではありません。

費用内訳見積りで確認する内容
足場・安全設備建物条件、勾配、安全対策、搬入条件を含めた範囲
既存屋根・下地補修割れ・浮き・腐食、野地板の補修・増し張りの有無
ルーフィング・新しい屋根材防水層と屋根材の製品名、施工面積、施工範囲
役物・設備対応軒先・ケラバ・谷・壁際・棟、太陽光・天窓の対応範囲

施工する範囲と数量は、現地調査後のお見積りで確認します。

標準施工範囲

  • 足場・安全設備と既存棟板金・役物の撤去
  • 既存屋根・下地の確認と必要な補修
  • 新しいルーフィング・屋根材の施工
  • 軒先・ケラバ・谷・壁際・棟の役物施工

ソトマモリの屋根カバー工法|工事項目別の参考価格

屋根カバー工法で足場と安全設備を準備する様子

足場・安全設備

15〜25万円程度

建物形状・高さ・敷地・屋根勾配等で変わります。

既存棟板金と役物を撤去する様子

既存棟板金・役物撤去

3〜8万円程度

棟・雪止め・既存役物の数量によって変わります。

既存屋根と下地を補修する様子

既存屋根・下地補修

3〜15万円程度

割れ・浮き・野地板の状態によって変わります。大規模野地板補修・増し張りは別途です。

既存屋根の上にルーフィングを施工する様子

新しいルーフィング

8〜15万円程度

屋根面積・使用製品・施工条件によって変わります。

新しい屋根材を施工する様子

新しい屋根材

45〜75万円程度

屋根面積・製品・材料仕様によって変わります。

軒先とケラバの役物を施工する様子

軒先・ケラバ等の役物

8〜15万円程度

屋根形状・施工長さ・役物数量によって変わります。

谷や壁際の取り合いを施工する様子

谷・壁際・取り合い

3〜12万円程度

谷・壁際・複雑な取り合いの数量によって変わります。

棟下地と棟板金を施工する様子

棟下地・棟板金

5〜12万円程度

棟長さ・換気棟・下地仕様によって変わります。

屋根カバー工法の金額が変わる主な条件

屋根面積だけでなく、勾配・段差・谷・壁際・棟の数、既存屋根と下地の状態、設備・足場・搬入条件で施工範囲が変わります。

  • 屋根面積・形状・勾配
  • 既存屋根・野地板など下地の補修範囲
  • ルーフィング・屋根材・役物の製品と施工範囲
  • 太陽光・天窓・換気部材・雪止めの対応
  • 足場・屋根足場・搬入・撤去などの現場条件

MODEL CASE

30坪前後の一般的な戸建てを確認する場合

既存屋根と下地の状態、屋根面積、役物、設備、足場条件を確認し、新しい防水層と屋根材の施工範囲を見積書へ反映します。

別途になりやすい工事

  • 野地板増し張り個別見積り
  • 太陽光脱着個別見積り
  • 天窓対応個別見積り
  • 換気棟追加個別見積り
  • 雪止め個別見積り
  • 急勾配・屋根足場個別見積り
屋根カバー工法の費用が変わる主な条件を示す図

屋根カバー工法の見積書で確認したいポイント

「屋根カバー工事一式」や「屋根材○円/㎡」だけでは、どこまで施工する見積りか判断できません。屋根面積、材料、役物、補修、設備、足場、保証まで、項目ごとに確認しましょう。

屋根カバー工法の見積書で工事範囲を確認する図
確認項目見積書で確認する内容
屋根面積施工対象の面積、屋根形状、施工しない範囲
既存屋根既存屋根の確認・補修の範囲
下地確認・補修野地板など下地の確認方法と必要時の補修
ルーフィング新しい防水層の製品名と施工範囲
新しい屋根材製品名・数量・施工範囲
軒先・ケラバ端部役物の施工範囲
棟・棟下地下地・板金・固定方法の範囲
谷・壁際雨水が集まる取り合い部の施工範囲
換気・雪止め必要な設備・部材の有無
太陽光・天窓設備まわりの対応と費用の扱い
足場・屋根足場足場・屋根足場・搬入の費用と範囲
撤去・処分棟板金などを取り外す場合の対象と処分範囲
保証・追加工事対象・条件・追加が必要になる場合の説明
「屋根材○円/㎡」だけでは分からない見積項目を詳しく見る

「屋根カバー工事一式」と、比較しやすい見積りの違い

「屋根カバー工事一式」だけでは、屋根面積、既存屋根の補修、新しいルーフィング、新しい屋根材、軒先・ケラバ・谷・壁際・棟、足場、設備対応のどこまでが含まれるか分かりません。

比較しやすい見積りでは、施工面積、材料名、役物、補修、足場・屋根足場、太陽光・天窓、保証を項目ごとに確認できます。金額だけでなく、工事範囲をそろえて比較しましょう。

屋根面以外の役物も工事範囲に含まれる

屋根カバー工法では、軒先・ケラバ・谷・壁際・棟などの納まりも重要です。平らな屋根面だけの単価では、必要な役物や施工範囲を比較できません。

雨水が集まる谷、外壁と接する壁際、風雨の影響を受ける棟や端部は、材料と施工方法を見積書・施工写真で確認する箇所です。

追加工事が必要になる条件を確認する

施工前後の確認で、既存屋根・下地・固定部などに補修が必要になる場合があります。どのような状態で、どのような追加工事を比較するのか、連絡・確認の手順を契約前に確認しましょう。

追加の有無だけでなく、部分補修、野地板の増し張り、葺き替えまで比較が必要になる条件を、調査写真を用いて説明してもらうことが大切です。

屋根カバー工法で後悔しないための注意点

屋根カバー工法は、既存屋根の状態を確認して初めて比較できます。工事後に見えなくなる部分を含め、判断・材料・施工範囲・写真記録を確認することが大切です。

屋根カバー工法後の点検と将来の改修を示す図
  • 既存屋根を残せる理由屋根材名だけでなく、製品・製造時期・施工履歴・劣化・下地・雨水の影響を確認します。
  • 新しいルーフィング防水層の材料名と施工範囲、軒先・谷・壁際・棟・貫通部の納まりが見積書に記載されているかを確認します。
  • ㎡単価だけで比較しない役物・補修・設備・足場・既存部材の扱いを含め、工事範囲をそろえて比べます。
  • 太陽光・天窓などの設備設備条件と防水の納まり、脱着・再設置の可否、将来の点検・交換を先に確認します。
  • 工程写真完成後に見えなくなる防水層・役物・棟下地だけでなく、補修前後の写真も確認します。
  • 将来の修理・点検施工後の点検や、将来の設備・屋根工事をどう考えるか、次の改修でどの方法を比較するかを確認します。
  • 保証の対象と条件年数だけでなく、対象範囲・条件・書類、相談窓口、施工保証と製品に関する条件の違いを確認します。
  • アスベストの事前調査既存屋根を撤去しない場合でも、工事範囲に応じた事前調査や必要な対応を確認します。

屋根カバー工法を依頼する会社を選ぶポイント

会社選びでは、「屋根カバー工法ができる」という説明だけでなく、調査から見積り、施工、保証までの内容がつながっているかを確認しましょう。

屋根写真と施工内容を説明する様子

契約前に確認したい証拠

屋根材の特定、調査写真、補修範囲、使用材料、ルーフィング、施工工程、施工写真、保証の内容を確認しましょう。説明と見積書がつながっている会社なら、工事範囲を比較しやすくなります。

屋根の状態、選ぶ工法、必要な部材、追加工事を比較する条件までが、写真・見積書・契約前の説明でつながっているかを確認します。

  • 屋根材・製品の特定材種名だけでなく、製品・製造時期・過去の補修履歴をどのように確認したかを聞きます。
  • 調査写真割れ・反り・腐食・棟・谷・壁際・設備まわりなど、工法判断につながる写真を確認します。
  • 補修範囲補修する箇所、下地を確認する方法、増し張りや葺き替えを比較する条件を確認します。
  • 使用材料屋根材、ルーフィング、役物の製品名と施工範囲を見積書で確認します。
  • 下塗りではなく防水層カバー工法では新しいルーフィングの役割と、軒先・谷・壁際などの納まりを確認します。
  • 施工工程撤去する部材、補修、防水層、役物、棟下地までの工程が説明されているかを確認します。
  • 施工写真完成後に見えない防水層・役物・棟下地の施工写真を受け取れるかを確認します。
  • 保証施工保証・製品に関する条件などの対象、条件、書類、相談先を分けて確認します。
  • 設備対応太陽光・天窓がある場合の脱着・防水・再設置・将来の点検を確認します。
  • 追加工事の説明施工中に補修が必要になった場合の連絡、確認、見積りの進め方を契約前に確認します。

施工後の保証・アフターフォロー

保証は年数だけでなく、対象となる工事、条件、発行される書類を確認することが大切です。施工保証、製品に関する条件、施工後の相談先は同じ内容とは限りません。施工後に気になる点が出た場合の相談先や点検の考え方も、契約前に確認しましょう。

施工保証・アフターフォローの内容をご案内します

工事内容に応じた保証・アフターフォローの対象と条件は、施工前に書面でご確認いただけます。

屋根カバー工法の施工事例

公開できる事実確認済みの施工事例を掲載しています。

屋根カバー工法のよくある質問

屋根カバー工法はどんな屋根でもできますか?

既存屋根・下地・雨漏りの状況、屋根形状、設備などを確認して判断します。屋根材名だけで決めず、製品・製造時期・施工履歴を含めて現地で状態を確認することが大切です。

屋根カバー工法はどのくらい使えますか?メンテナンスは必要ですか?

一律の年数では判断できません。採用する屋根材、防水層、屋根形状、環境、設備の有無で点検や手入れの考え方が変わります。施工後の点検方法と、将来の改修でどの工法を比較するかを契約前に確認しましょう。

雨漏りしていてもカバー工法はできますか?

雨漏りの原因が分からないまま工事方法を決めることはおすすめしません。まず侵入経路と下地の状態を確認し、部分補修・カバー・葺き替えのどれを比較するかを判断します。

既存屋根にアスベストが含まれているかもしれません。

既存屋根を撤去しない場合でも、調査と工事の範囲に応じて確認が必要です。事前調査、切断・貫通部の対応、発生する材料の扱いを含め、現場条件と関係法令に沿って必要な対応をご案内します。

瓦屋根でもカバー工法はできますか?

既存屋根の形状・重量・下地・固定方法によって判断が変わります。瓦という屋根材名だけで可否を決めず、既存屋根を残して新しい防水層と屋根材を施工できる状態か、葺き替えを比較すべきかを現地で確認します。

新しいルーフィングは必要ですか?

屋根カバー工法では、新しい防水層となるルーフィングを施工します。製品名だけでなく、軒先・谷・壁際・棟・貫通部の施工範囲と、施工中の写真を見積書と合わせて確認しましょう。

太陽光発電がある屋根でも工事できますか?

設備の条件、防水の納まり、脱着・再設置の要否、架台・配線、将来の点検を確認して工事範囲を判断します。屋根工事と設備工事の担当範囲が分かれているかも確認します。

天窓がある場合に注意することはありますか?

天窓まわりは雨水の取り合いを確認する必要があります。残す・交換する・撤去する選択肢、防水・板金の納まり、将来の点検と部材寿命を確認して施工方法を検討します。

見積書で最初に見るべき項目は何ですか?

屋根面積、新しいルーフィング、屋根材、軒先・ケラバ・谷・棟、補修、設備、足場・屋根足場、撤去・処分、保証の項目を確認します。「一式」だけでなく、どこまで含まれるかを確認しましょう。

工事中の施工写真は確認できますか?

完成後に見えなくなる防水層、役物、棟下地、補修箇所は、施工写真で確認できると工事内容を把握しやすくなります。施工前・施工中・完了後にどの写真を受け取れるかを確認しましょう。

塗装とカバー工法はどう選べばよいですか?

塗装で保護性能を更新できる状態か、新しい防水層と屋根材を施工する必要があるかを、屋根材・下地・雨水の影響から判断します。屋根材自体の傷みや下地の状態によっては、葺き替えも比較します。

屋根カバー工法と葺き替えは何が違いますか?

カバー工法は既存屋根を残して新しい防水層と屋根材を施工する方法です。葺き替えは既存屋根を撤去し、下地を含めて確認・更新を比較できる方法です。既存屋根を残せる状態かが大きな判断材料になります。

工事中も住み続けられますか?

工事内容、屋根形状、設備の有無、天候、安全対策によって配慮事項が変わります。近隣へのご案内、足場、作業時間、設備の扱いなどを工事前に確認し、ご自宅で必要な配慮を相談しましょう。

保証では何を確認すればよいですか?

年数だけでなく、対象となる工事、条件、保証書などの書面、施工保証と製品に関する条件の違い、施工後の相談先を確認しましょう。

必要な工事を、分かりやすいお見積りでご案内