外壁・屋根・雨漏り・防水の専門店 ソトマモリ

雨漏り・防水

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屋根塗装塗り替えで守れる屋根・別工事が必要な屋根を見分ける

ソトマモリの屋根塗装サービスと適正価格を案内するメインビジュアル


屋根塗装は、既存屋根材を残し、必要な補修と下地処理を行ったうえで表面の塗膜を更新する工事です。屋根材そのものや防水紙を新しくする工事ではありません。

屋根は古くなったら何でも塗ればよいわけではありません。ソトマモリでは、屋根材と劣化状態を確認し、塗装で守れる状態か、修理・カバー工法・葺き替えを比較すべき状態かを整理してからご案内します。

屋根塗装は「塗れる屋根か」を確認するところから始まります

屋根塗装を検討するときは、費用や塗料の前に、既存の屋根材を今後も使い続けられるかを見ます。主な傷みが表面塗膜にとどまり、必要な補修後に保護性能を整えられる状態であれば、塗装を選択肢にできます。

一方で、屋根材の割れ・反り・層間剥離、雨漏り、防水紙や下地の傷みが疑われる場合は、塗料を重ねるだけでは解決しません。ソトマモリでは、屋根の状態から工法を決めることを大切にしています。

屋根の状態主に検討する工法判断の考え方
表面塗膜の劣化が中心で、屋根材自体を維持できる屋根塗装必要な補修後に塗膜の保護性能を整えます。
屋根材の劣化が進んでいるが、既存屋根を残せる屋根カバー工法既存屋根の上から防水層と屋根材を更新します。
下地まで傷みがある、雨漏りや撤去が必要屋根葺き替え既存屋根を撤去し、下地から見直します。

屋根材の種類だけで工法を決めるものではありません。割れ・反り・腐食、雨漏り、防水紙・下地まで確認し、状態に合わせて判断します。

屋根塗装は美観だけでなく、屋根材を保護するための工事です

紫外線や雨にさらされる住宅の屋根全景

屋根は住まいの中でも厳しい環境にさらされます

屋根は紫外線、雨、温度差、風を直接受け、苔・藻や金属部の錆が起こりやすい場所です。塗膜の保護性能が低下すると、屋根材表面が水や汚れの影響を受けやすくなります。

塗装は主に表面を保護する工事です。雨漏りがある場合は、屋根材、防水紙、板金、下地、取り合いなどの原因を確認し、必要な修理を先に判断します。

屋根塗装を考える時期と劣化症状

屋根の症状は、地上から見える範囲だけでは原因を決められません。気になる変化がある場合は、症状の広がりと屋根材の状態を確認し、塗装・補修・別工事のどれを比較するかを整理します。

年数は塗装期限ではなく、点検を考えるきっかけです

屋根の状態は、築年数、前回塗装からの年数、屋根材、製品、既存塗膜、日当たり、雨、方角、周辺環境、実際に出ている症状によって変わります。「10年経ったから必ず塗る」とは決めず、年数を点検のきっかけとして、塗膜だけでなく屋根材・板金・下地まで確認します。

  • 色あせが見られるスレート屋根

    色あせ

    塗膜の保護性能が変化している可能性があります。屋根材自体に割れや反りがないかも確認します。

  • 苔や藻が付着した屋根

    苔・藻

    表面の水はけや塗膜の状態を見ます。洗浄と塗装で対応できるかは、含水状態や屋根材の傷みによって変わります。

  • 塗膜の剥がれが見られる屋根

    塗膜の剥がれ

    再塗装の前に、既存塗膜が浮いている範囲と下地処理の必要性を確認します。

  • ひびや欠けが見られるスレート屋根

    スレートのひび・欠け

    軽微な補修で対応できるか、割れが広がっていないかを確認します。状態によっては別工法を比較します。

  • 錆が発生した金属屋根

    金属屋根の錆

    表面の錆か、腐食が進んでいるかで必要な処置が異なります。ケレンと錆止めだけで足りるかを判断します。

  • 棟板金の浮きや釘抜けを確認する屋根

    棟板金の浮き・釘抜け

    固定部、貫板、釘・ビス、金属部の状態を確認します。塗装前に板金補修が必要になることがあります。

屋根の症状ごとに、塗装・補修・別工事の考え方を詳しく見る

色あせ

塗膜の保護性能が変化しているサインです。表面の状態と屋根材に割れ・反りがないかを確認し、屋根材が健全であれば塗装を検討します。屋根材の傷みが広がっている場合は、補修や別工事も比べます。

苔・藻

水分が残りやすく、表面の保護性能が低下している可能性があります。含水状態や屋根材の傷みを確認し、屋根材が維持できる状態なら洗浄と塗装を検討します。傷みが強い場合は補修の要否を確認します。

ひび・欠け

屋根材に力がかかり、破損が起きている状態です。割れの数と範囲、反りや層間剥離の有無を確認します。軽微な箇所は補修後に塗装を検討し、広い範囲に及ぶ場合はカバー工法なども比較します。

錆

金属部の塗膜が弱くなり、酸化が進んでいる状態です。表面だけの錆か、腐食や穴あきに進んでいないかを確認します。表面処理と錆止めで対応できる場合もありますが、部材交換が必要な状態もあります。

棟板金の浮き・釘抜け

固定部や下地の傷みが影響していることがあります。板金の浮き、釘・ビス、貫板、周辺の状態を確認します。板金補修後に塗装を検討できる場合もありますが、下地の劣化が強い場合は先に修理が必要です。

雨漏り

屋根材だけでなく、防水紙、下地、板金、取り合いなどが原因になることがあります。水の入口と影響範囲を確認し、塗装だけで対応せず、原因に応じた修理・カバー工法・葺き替えを判断します。

症状と対応の考え方

症状主に確認すること考えられる対応
色あせ塗膜の状態と屋根材の健全性状態に応じて塗装を検討します。
苔・藻表面劣化、含水状態、屋根材の傷み洗浄と塗装、または補修の要否を確認します。
ひび・欠け数、範囲、屋根材の状態補修と塗装、またはカバー等を比較します。
錆腐食の範囲と金属部の状態ケレン・錆止め、部材交換の要否を確認します。
棟板金浮き、固定状態、下地板金補修や固定部の見直しを検討します。
雨漏り防水紙、下地、板金、取り合い原因調査後に修理・カバー・葺き替えを判断します。

症状だけで工法を確定することはできません。屋根全体の状態と、必要な補修範囲を確認したうえでご案内します。

屋根材・製品によって塗装の可否が変わります

屋根材の名前だけで塗装の可否を決めることはできません。製品、製造時期、築年数、過去の塗装歴、既存塗膜、割れ・反り・層間剥離・表面劣化の状態を確認し、塗装で保護する意味があるかを判断します。

同じスレート屋根でも、製品や劣化状態によって塗装をおすすめできない場合があります

化粧スレートは見た目が似ていても、製品ごとの特性や製造時期、過去の塗装の重なり方で、傷み方と再塗装の考え方が異なります。塗料が乗るかだけでなく、割れ・反り・層間剥離・表面の劣化がどこまで進んでいるかを確認し、補修と塗装、カバー工法、葺き替えのどれを比較すべきかを整理します。

屋根材ごとの塗装の考え方を先に確認

屋根材塗装の基本的な考え方塗装前に確認すること塗装以外を検討する状態
スレート屋根主に塗装対象製品、築年数、割れ、反り、層間剥離、過去塗装屋根材自体の劣化が強い場合
金属屋根主に塗装対象錆、腐食、既存塗膜、固定状態穴あき、著しい腐食、部材交換が必要な場合
セメント瓦・コンクリート瓦塗装による表面保護を行う屋根材製品、表面状態、吸水、既存塗膜割れや下地劣化が強い場合
陶器瓦・いぶし瓦瓦本体は原則として一般的な塗装メンテナンス不要瓦の割れ、ずれ、棟、漆喰、板金、防水層瓦・下地の修理や葺き替え等を検討する状態
スレート屋根の表面状態を確認する様子

スレート屋根

コロニアル、カラーベスト、化粧スレートなどは、表面塗膜による保護を検討する屋根材です。ひび、反り、層間剥離、製品特性、築年数、過去の塗装歴を確認し、「スレートなら塗装」と単純に決めません。

金属屋根の錆と既存塗膜を確認する様子

金属屋根

トタン、ガルバリウム鋼板などは、錆、腐食、既存塗膜、素材の状態を確認します。塗装前には、ケレンで不安定な錆や旧塗膜を整え、必要に応じて錆止めと下塗り材を使い分けます。

セメント瓦またはコンクリート瓦の表面状態

セメント瓦・コンクリート瓦

表面の保護性能が低下すると吸水しやすくなる場合があります。既存表面の状態、下地処理、下塗り材、仕上げ塗料の適合を確認して施工仕様を組み立てます。

陶器瓦またはいぶし瓦の屋根

陶器瓦・いぶし瓦

一般的な屋根塗装によるメンテナンスを必要としないものがあります。ただし、瓦以外の谷板金、棟、漆喰、下地などは別に点検が必要になるため、瓦はすべて塗装不要とも一律には言えません。

屋根塗装をおすすめしないケースもあります

塗装は、屋根材と下地を使い続けられる状態で表面を保護する工事です。塗料を塗れるように見えても、先に補修・カバー工法・葺き替えを比較した方がよい状態があります。

  • 屋根材そのものの劣化が著しい割れ、欠損、反り、層間剥離が広い場合は、表面を塗っても屋根材を使い続ける判断につながらないことがあります。補修できる範囲か、屋根全体の工法を比べるべきかを確認します。
  • 塗装に適さない製品・状態同じ屋根材名でも、製品特性や製造時期、傷み方によって再塗装をおすすめできない場合があります。屋根材を特定し、塗膜だけでなく屋根材自体の状態を確認します。
  • 雨漏り・防水紙・下地に問題がある雨漏りの原因が防水紙、下地、板金、取り合いにある場合、塗装だけでは根本の対応になりません。水の入口と影響範囲を確認してから、必要な修理を判断します。
  • 既存塗膜の状態が悪い既存塗膜の浮き・剥がれが広い場合は、下地処理と再塗装の適合を慎重に確認する必要があります。不安定な塗膜を残したまま塗り重ねないよう、処理方法を見積内容へ反映します。
  • 塗装より別工法の方が合理的短期間で再工事にならないかも踏まえ、塗装・補修・カバー工法・葺き替えを比較します。現時点の見た目だけでなく、将来のメンテナンスまで含めて工法を選びます。
  • 割れや層間剥離が進んだ屋根材の確認イメージ

    割れ・層間剥離が広い状態

    補修範囲と屋根材の維持可否を確認します。

  • 腐食が進んだ金属屋根の確認イメージ

    腐食が進んだ金属部

    ケレンと錆止めで対応できるか、交換が必要かを確認します。

  • 雨漏りや下地の傷みが疑われる屋根の確認イメージ

    雨漏り・下地の傷みが疑われる状態

    塗装ではなく原因調査と必要な修理を先に検討します。

ソトマモリの屋根診断で確認すること

診断では、屋根材の種類、製品の手がかり、塗膜、割れ・欠け・反り、苔・藻、錆、棟板金、釘・ビス、雨漏り兆候、勾配、足場条件などを確認します。調査結果は、補修範囲、下地処理、塗装範囲、見積書の項目へつながる情報です。

  • 住宅の屋根全景を確認する屋根診断

    屋根全景確認

    屋根材の種類、勾配、全体の傷み方を確認します。

  • スレート屋根の割れを確認する近接写真

    スレート割れ確認

    割れ・欠けの位置と範囲を確認し、補修方法を整理します。

  • 棟板金の固定部を確認する屋根診断

    棟板金確認

    浮き、釘・ビス、錆、固定部と下地の状態を確認します。

  • 既存塗膜と屋根表面の状態を確認する診断イメージ

    既存塗膜・表面状態の確認

    浮き・剥がれ・吸い込みを確認し、下地処理と下塗り材を整理します。

屋根診断で確認した内容を、見積書へどう反映するか詳しく見る

調査写真と見積書を照らし合わせる

調査箇所確認内容見積書へ反映する項目
屋根材材種、既存塗膜、傷み方下塗り材、仕上げ塗料、施工仕様
割れ・欠け位置、数、範囲下地補修、部材補修の範囲
板金・金属部錆、浮き、固定状態ケレン、錆止め、板金補修
勾配・足場安全に施工する条件足場、屋根足場、養生

調査写真と見積書の項目がつながっていると、何のための工事かを確認しやすくなります。

屋根塗装にかかる費用

屋根塗装にかかる費用は、屋根面積、勾配、屋根材、劣化状態、補修範囲、使用する塗料、足場条件などで変わります。必要な工程と数量を現地で確認し、工事内容が分かる見積書をもとにご案内します。

ソトマモリの屋根塗装 参考価格

屋根塗装面積60〜90㎡・延床30坪相当

45〜65万円程度

ソトマモリ参考価格(暫定)です。屋根面積、勾配、屋根材、劣化、補修、屋根足場の要否などで変わります。各項目の参考価格を単純合計した金額ではありません。

費用内訳見積りで確認する内容
足場・飛散防止建物条件、屋根勾配、安全対策、敷地条件を含めた範囲
洗浄・下地補修汚れ・旧塗膜、割れ・欠け・板金などの状態に応じた範囲
塗装・金属部処理下塗りから上塗り、棟板金などの施工仕様
縁切り・諸条件屋根材に応じた施工方法、数量、追加条件、除外項目

施工する範囲と数量は、現地調査後のお見積りで確認します。

標準施工範囲

  • 足場・飛散防止と安全な作業環境の準備
  • 高圧洗浄・乾燥・下地補修
  • 棟板金・金属部処理、下塗りから上塗り
  • 屋根材に応じた縁切り・タスペーサー

ソトマモリの屋根塗装|工事項目別の参考価格

近隣挨拶と足場を設置する工程

足場・飛散防止

13〜20万円程度

建物の高さ・屋根勾配・敷地条件等で変わります。

屋根を高圧洗浄する工程

高圧洗浄

2〜5万円程度

屋根面積や苔・旧塗膜の状態で変わります。

屋根材の下地を確認して補修する工程

下地補修

2〜10万円程度

割れ・欠け・補修数量によって変わります。

棟板金をケレンして錆止めする工程

棟板金・金属部処理

2〜8万円程度

錆・固定状態・補修範囲によって変わります。

屋根に下塗りを施工する工程

下塗り

4〜8万円程度

屋根面積・屋根材・下塗り材によって変わります。

屋根に中塗りを施工する工程

中塗り・上塗り

12〜22万円程度

塗装面積・使用製品・施工仕様によって変わります。

スレート屋根にタスペーサーを設置する工程

縁切り・タスペーサー

1〜4万円程度

屋根材・施工面積・必要な施工方法によって変わります。

屋根塗装の金額が変わる主な条件

屋根の状態や施工条件で必要な工程が変わります。各項目の数量・対象範囲・施工方法を同じ条件で比べ、価格だけでなく工事内容を確認します。

  • 屋根面積・屋根勾配・足場条件
  • 屋根材・既存塗膜・劣化状態
  • 割れ・欠け・板金などの補修範囲
  • 下塗りから上塗りまでの施工仕様
  • 縁切り・タスペーサーの要否

MODEL CASE

屋根塗装面積60〜90㎡程度を確認する場合

屋根面積、勾配、屋根材、補修範囲、屋根足場の要否を確認し、必要な工程と数量を見積書へ反映します。

外壁と屋根を同時に工事する場合は、足場を共用できることがあります

外壁と屋根の両方が同じ時期にメンテナンスを検討する状態であれば、足場を共用できる場合があります。工期をまとめやすく、外観を整える時期や次回のメンテナンス時期を管理しやすい点もあります。

ただし、必ず同時施工の方が安くなるとは限りません。屋根が塗装ではなくカバー工法や葺き替えに向く場合もあるため、それぞれの状態と必要な工事を確認して組み合わせを検討します。

屋根塗装で使う塗料は、仕上げ塗料だけでなく下塗りまで確認します

屋根塗装では、仕上がりの色や機能だけでなく、屋根材・既存塗膜・下地の状態に合う下塗り材を選ぶことが大切です。仕上げ塗料の名称や耐候性だけで品質を判断せず、下塗りから乾燥時間までを含めた施工仕様を確認します。

種類特徴選定時の確認
シリコン比較されることが多い塗料の一つです。屋根材と下塗り材への適合を確認します。
ラジカル制御型塗膜の劣化要因に配慮した製品があります。製品ごとの施工仕様を確認します。
フッ素高耐候性を特徴とする製品があります。屋根材の状態と工事全体で比較します。
無機耐候性を特徴とする製品があります。下塗り材や屋根材との適合を確認します。
遮熱系日射を反射し、屋根表面温度の上昇を抑えることを目的とする製品があります。屋根構造、断熱、換気も含めて考えます。
屋根塗装では仕上げ塗料だけでなく、下塗り材の選定も重要です

下塗り材が担う役割

下塗りには、屋根材と仕上げ塗料の密着を助ける、吸い込みを整える、金属部の錆を抑えるといった役割があります。屋根材や既存塗膜により、シーラー、プライマー、錆止めなどを使い分け、メーカーの施工仕様に沿って選定します。

屋根材の上に下塗り・中塗り・上塗りを重ねる塗膜構成の図

確認したい施工仕様

下塗り材は、仕上げ塗料の価格だけでは判断できない工程です。屋根材と既存塗膜への適合、材料名、塗布量、乾燥時間、次の工程へ進む条件を確認し、仕上げ塗料だけが高価でも下地との組み合わせが合わない施工にならないようにします。

遮熱塗料は断熱材とは役割が異なります

遮熱塗料は、屋根表面が受ける日射の一部を反射し、表面温度の上昇を抑えることを目的とする塗料です。一方で断熱は、熱が室内側へ伝わることを抑える考え方で、屋根裏の換気、断熱材、屋根の構造なども室内環境に影響します。遮熱塗料だけで室内の体感が必ず同じように変わるとは限りません。

屋根表面で日射を反射する遮熱塗料の役割を説明するイメージ

屋根塗装の施工工程

施工内容は屋根材と状態によって変わります。ここでは、屋根塗装で確認したい基本工程を示します。各工程を省略せず、下地と塗膜の状態に合わせて進めることが仕上がりと維持管理につながります。

STEP 01|近隣挨拶・足場

近隣挨拶と足場を設置する工程

近隣の方へ工事内容や期間をお伝えし、安全に作業するための足場を設置します。建物まわりの作業条件と近隣への配慮を確認し、安全に作業できる足場範囲を整えます。

STEP 02|飛散防止

飛散防止ネットを設置する工程

洗浄水や作業中の粉じん、塗料の飛散に配慮するため、必要な範囲を保護します。開口部・車両・近隣建物への影響を確認し、施工環境を整えます。

STEP 03|高圧洗浄

屋根を高圧洗浄する工程

苔・藻、汚れ、弱くなった旧塗膜を洗い落とし、新しい塗膜が密着しやすい下地へ整えます。洗浄後は屋根を十分に乾燥させ、濡れた状態や乾燥が不十分な状態のまま次工程へ進めません。

STEP 04|下地補修

屋根材の下地を確認して補修する工程

割れ、欠け、浮きなど、塗装前に直しておく必要がある部分を補修します。補修できる範囲か、屋根材の傷みが広くカバー工法・葺き替えも比較すべき状態かを確認し、補修内容を見積書の項目と照らします。

STEP 05|板金・金属部のケレン・錆止め

棟板金をケレンして錆止めする工程

棟板金などの金属部は、ケレンで錆や不安定な旧塗膜を整え、必要に応じて錆止めを施工します。浮き、釘・ビス、継ぎ目、固定状態も確認し、塗装前に固定補修や交換が必要かを判断します。

棟板金は「塗るだけ」でよいかも確認します

棟板金は、表面の錆だけでなく、浮き、釘・ビス、継ぎ目、下地の貫板なども確認します。状態により、ケレンと錆止めを行って塗装する、固定を補修する、部材を交換する、といった判断が必要になります。

棟板金の固定部と下地の状態を確認するイメージ

塗装前に固定部や下地の傷みを確認し、必要な補修が見積書へ反映されているかを確認します。

STEP 06|下塗り

屋根に下塗りを施工する工程

下塗りは、下地との密着を高め、吸い込みを整え、上塗り材を接着しやすくする工程です。屋根材・既存塗膜・仕上げ塗料に適合する材料を選び、メーカー施工仕様に沿った塗布と乾燥を確認します。

STEP 07|縁切り・タスペーサー

スレート屋根にタスペーサーを設置する工程

スレート屋根では、屋根材の重なりにある排水経路が塗膜で塞がれないよう、状態と施工仕様に応じて縁切りを行います。タスペーサーは、その隙間を確保するための部材の一つです。

縁切り・タスペーサーの施工方法・判断を詳しく見る

排水経路を確保するために確認すること

縁切り・タスペーサーは、STEP07で行う排水経路を確保するための工程です。屋根材と状態により必要性や方法が変わるため、工程とあわせて確認します。

スレート屋根の縁切りとタスペーサーの施工イメージ

雨水と湿気の逃げ道を確保するための工程です

スレート屋根は屋根材を重ねて施工しており、その重なり部分には雨水や湿気を逃がすための隙間があります。塗装によって隙間が塗膜で塞がると、水が排出されにくくなるおそれがあります。

縁切りは、この隙間を確保するための考え方です。すべてのスレート屋根でタスペーサーが必要とは断定せず、屋根の状態と施工仕様に応じて判断します。

スレート屋根の重なりと排水経路、タスペーサーの役割を説明する図

施工方法と必要性の判断

従来は塗装後に手作業で塗膜を切り、隙間を確保する方法がありました。タスペーサーは屋根材の重なりへ入れる部材で、塗り重ねても排水経路を確保しやすくする方法の一つです。

施工仕様に応じて、下塗りが乾燥した後に部材を設置し、その後の塗り重ねを行います。屋根材と塗料の状態を確認し、工程ごとの乾燥を確保して進めます。

タスペーサーが不要な場合

すべてのスレート屋根で一律に必要とは限りません。屋根材の種類、状態、既存の隙間、施工仕様を確認し、必要な縁切りの方法を判断します。

屋根材の劣化が強い場合や、防水紙・下地の傷みが疑われる場合は、縁切りだけで解決できません。補修、カバー工法、葺き替えを含めて検討します。

確認したいこと

  • 排水経路屋根材の重なり部分に排水経路が必要かを確認します。
  • 施工方法屋根の状態に対して部材の使用が適切かを確認します。
  • 工程と乾燥施工するタイミングと、塗膜の乾燥が確保されているかを確認します。
  • 施工記録必要な縁切りが施工記録で確認できるかを確認します。

不適切な施工を避けるために

必要な隙間が塗膜で塞がると、雨水や湿気が排出されにくくなるおそれがあります。一方で、屋根材の状態に合わない方法を一律に行うことも適切ではありません。屋根材・既存の隙間・下地の状態・施工仕様を確認し、必要な場合は施工記録で縁切りの実施を確認します。

STEP 08|中塗り

屋根に中塗りを施工する工程

施工仕様に沿った材料量と塗り重ねで、仕上げ塗膜の厚みと均一性を整えます。前の塗膜が十分に乾燥していることを確認し、使用材料、塗布量、工程が施工記録に残るように進めます。

STEP 09|上塗り・完了検査

屋根の上塗りと完了検査を行う工程

上塗りで指定どおりの仕上げを行った後、塗り残し、補修箇所、板金部、縁切り、膜厚や仕上がりを確認します。見た目だけでなく、必要な工程が施工仕様どおりに行われたかを施工記録とともに確認します。

STEP 10|足場解体・清掃・引渡し

足場を解体して清掃と引渡しを行う工程

最終確認後に足場を解体し、建物まわりを清掃してお引渡しします。引渡し時には施工後に確認したい点と、保証・アフターフォローの相談先を分かるようにお伝えします。

屋根塗装で起こりやすい失敗と注意点

  • 塗装に適さない屋根を塗る屋根材・防水紙・下地の状態を確認せずに塗装を決めると、別工事が必要な傷みを見落とすおそれがあります。
  • 高圧洗浄が不足する汚れや脆弱な旧塗膜が残ると、新しい塗膜が密着しにくくなります。
  • 乾燥が不足する洗浄後や各塗装工程の乾燥が不十分だと、施工仕様どおりの仕上がりにつながりません。
  • 下塗りが不足する屋根材と上塗り材をつなぐ下塗りの選定・施工を省略すると、早期の不具合につながるおそれがあります。
  • 必要な縁切りをしないスレートの重なり部分が塗膜で塞がるリスクを、屋根材と施工仕様から確認します。
  • 下地補修をしない割れ・欠け・板金の不具合を残したままでは、塗装だけで屋根の問題を解消できません。
屋根塗装の施工不良を防ぐために、見積りと工事中に確認したいポイントを詳しく見る

契約前と工事中の確認ポイント

  • 現地調査で確認した症状と、見積書の補修項目が対応しているか
  • 洗浄、下地補修、下塗り、縁切りの必要性を説明できるか
  • 使用する材料名と施工範囲が分かるか
  • 工程写真などで、どの工程を行ったか確認できるか
  • 追加工事が必要になった場合の説明と承認方法が分かるか

ソトマモリでは、見積りと施工写真を通じて、どの工程をどのように行うかを確認しやすい形でご案内します。

屋根塗装の見積書で確認したいポイント

見積書は総額だけでなく、どの屋根に、どの材料を、どの工程で施工するかを確認するための資料です。調査で確認した状態と補修範囲が、見積書の項目につながっているかを確認します。

「屋根塗装一式」だけでは工事内容を比較できません

表示例確認できる内容
要確認:屋根塗装工事一式施工範囲、材料、補修、工程、数量が分からず、見積り同士を比べにくい表記です。
比較しやすい表記屋根面積、高圧洗浄、下地補修、下塗り、中塗り、上塗り、棟板金、縁切り、足場、屋根足場、保証が項目ごとに確認できます。
確認項目見積書で見たい内容
屋根面積施工する数量と算出根拠
塗料メーカー、商品名、下塗り材・中塗り・上塗り
高圧洗浄洗浄する範囲と工程
下地補修割れ、欠け、板金、錆の対応範囲
縁切り屋根材に応じた必要性と施工方法
足場・屋根足場安全に施工するための条件
保証対象、条件、書類、施工後の相談先
「一式」だけでは分からない、屋根塗装の見積項目を詳しく見る

見積書の項目を写真と照らして確認する

「一式」とだけ書かれている場合は、どの項目が含まれるかを確認します。屋根面積、洗浄、補修、下塗り、中塗り、上塗り、棟板金、縁切り、足場、屋根足場、保証まで分かると、施工内容を比べやすくなります。

屋根塗装の見積書で確認する項目のイメージ

複数の見積りを比べるとき

項目の抜け、数量、対象範囲、使用材料、下塗り材、補修範囲、追加工事の条件を同じ基準で確認します。金額だけでなく、屋根材の状態と調査写真が、どの工事項目へ反映されているかを照らし合わせます。

屋根塗装を依頼する会社を選ぶポイント

屋根塗装では、「優良業者」という言葉だけで選ばず、調査・見積り・施工記録・保証の根拠を確認します。契約前に、屋根の状態と必要な工事を説明できる資料がそろっているかを見ます。

  • 屋根材・製品を特定しているか屋根材名だけでなく、製品や傷み方まで確認して塗装の可否を説明できるかを見ます。
  • 調査写真で状態を説明しているか割れ、錆、板金、既存塗膜などの状態を写真で共有し、見積りと結び付けられるかを確認します。
  • 補修範囲を明確にしているかどこをどの方法で補修するかが、数量・対象範囲として分かるかを確認します。
  • 使用材料を明記しているか仕上げ塗料だけでなく、材料名と施工範囲が見積書に示されているかを確認します。
  • 下塗り材を明記しているか屋根材と既存塗膜に合う下塗り材を、なぜ使うのか説明できるかを確認します。
  • 工程を具体的に説明しているか洗浄、補修、板金処理、下塗り、縁切り、塗り重ねの必要性を確認します。
  • 施工写真を残すか完成後に見えにくい下地処理や縁切りを、施工記録で確認できるかを見ます。
  • 保証の対象・条件を示しているか保証の範囲、条件、書類、施工後の相談先を契約前に確認します。
屋根の施工内容を確認して説明するイメージ

状態に合う工事を比較してご案内します

ソトマモリでは、屋根材と下地の状態を確認し、塗装だけでなく、屋根修理、カバー工法、葺き替えを含めて検討します。高圧洗浄、下塗り、板金処理、縁切りなど、施工内容を具体的に確認できる見積りを目指します。

工事中にどの工程を行ったかを確認しやすいよう、施工記録についてもご案内します。

屋根塗装の施工事例

施工後も定期的に状態を確認します

保証は年数だけでなく、対象となる工事、条件、書類、施工後の連絡方法を確認することが大切です。工事内容に応じて、施工後に気になる点があった場合の相談先も分かるようにします。

施工後の保証・アフターフォローについて

保証の対象、条件、書類、施工後の連絡方法は、工事内容と契約書類で確認します。年数だけではなく、どの工事が対象になるかを確認したうえでご案内します。

屋根塗装のよくある質問

屋根塗装は何年ごとに考えればよいですか?

年数は点検を考えるきっかけです。屋根材、製品、既存塗膜、日当たり、周辺環境、劣化状態を確認し、塗装で保護できる状態かをご案内します。

どんな屋根でも塗装できますか?

塗装が適する屋根と、修理・カバー工法・葺き替えを比較した方がよい屋根があります。屋根材と下地の状態を確認してから判断します。

屋根塗装で雨漏りは直りますか?

塗装だけで雨漏りが直るとは限りません。屋根材、防水紙、板金、下地、取り合いなどの原因を確認し、必要な修理を判断します。

屋根塗装は何日くらいかかりますか?

屋根の状態、天候、乾燥時間、補修範囲、足場条件で変わります。洗浄後や各塗装工程で必要な乾燥を確保しながら進めます。

雨の日でも屋根塗装できますか?

雨や高い湿度の影響を受ける工程は、施工仕様に沿って判断します。塗り重ねを急がず、乾燥状態を確認して進めます。

外壁と屋根は一緒に塗装した方がいいですか?

両方が同じ時期にメンテナンスを検討する状態なら、足場を共用できる場合があります。ただし屋根が塗装以外の工法に向く場合もあるため、それぞれの状態を確認します。

遮熱塗料を塗れば室内は涼しくなりますか?

遮熱塗料は屋根表面温度の上昇を抑えることを目的とする製品があります。室内の体感は断熱、換気、屋根裏、建物条件にも左右されるため、必ず同じ効果になるとは限りません。

タスペーサーは必ず必要ですか?

すべてのスレート屋根で一律に必要とは断定できません。屋根材の状態と施工仕様を確認し、排水経路を確保するために必要かを判断します。

屋根に上らず点検できますか?

地上や周辺から確認できる範囲もありますが、詳細な状態は安全を確保したうえで確認が必要になる場合があります。建物条件に合う確認方法をご案内します。

塗装とカバー工法のどちらが良いか分からない場合はどうすればいいですか?

工法を決めずに、屋根材と劣化状態からご相談いただけます。塗装で守れる状態か、補修・カバー・葺き替えを比較すべきかを整理します。

必要な工事を、分かりやすいお見積りでご案内